月の裏を夢見て

想いをつらつら書いてみる

2019/9/30

自担のお誕生日は元担の退所日だった。

 


お祝いしたい自担は(私の中ではどうでもいい理由で)謹慎中。まぁ謹慎中でもお祝いはいくらでもできるんだけど、TLには思い描いていた17歳の誕生日メッセージで溢れているわけではなく、戻ってきてね、待ってるよ、頑張ってね、と表舞台に自担がいないことを何度目かわからないほどの再認識を味わった、9月30日午前12時。

 

しんどい。

 

 

 


元担のことは10年以上追いかけてきた。メンバーが1人抜け6人になるとき、私はその担当ではないのに、毎日毎日泣いた。本当に泣いた。自担はその人だったんじゃないかと思うくらい泣いた。どうしてあんなに泣いたかと考えたら、私は1人の人を好きだったはずなんだけど、いつのに間にかグループ全体が好きで、好きすぎて好きすぎて、彼に対して裏切られた気持ちと寂しい気持ちがマーブル模様になって、渦巻いて渦巻いて、いつまでも馴染まない。そんな自分の気持ちを受け入れられなくてすごくすごく苦しかった。そして受け入れられず苦しいと思ったままに行ったはずなのに、久しぶりに楽しめた2019ツアー、その時は6人を受け入れられるかもしれないと思った。その矢先に、そのツアーの終了と共に元自担の退所発表。私は何度絶望を味わないといけないのか。なんなら今この時も受け入れられいるか自信を持って言えないかもしれないけど…でもどこかでわかっていた。あのとき、6人になったときに彼の中では目には見えない糸がきっと切れてきたんだと今ならわかる。実際私もそうだった。きっと彼は切れてはいたけど切れてないないと言い聞かせて15周年まで走り抜いたんだと思う。


私が大好きだったグループは7人全員が同じ方向を向いて進んでいくグループと思っていたので、同じ方向じゃないとわかった瞬間に、それを望んでいた、それが大好きだった私まで否定された感じがして(大げさなのはわかってます)、1人が抜け6人になったときに私は本当に辛かったんだと思う。だから自担じゃない人が抜けたことが辛かったということは、自担だけいればいい、そういう感覚がすでになくなっていたんだと思う。

 

 

 


それは実はHiHi Jetsにも言えることで、私は基本的にはJr.は個人戦だと思っている(多くのJr.担がそう思っているだろうし、Jr.本人たちもそう思っているのではないかと思う)のだが、私の今の自担がグループに2018年に再加入し、その年の夏には、ずっと5人でいたいと。自分が大好きな人がグループで頑張りたいと。そんなこと言われると私はそのグループを応援せざるを得ない。といっても嫌々応援してるわけではなく。やはり自分が大好きな人が大好きと思っている人たち。メンバー4人とも魅力的で、それぞれの関係性、組み合せによって出せる雰囲気の違い。グループ全体で応援することが辛いことだと初めて知った私には本当にどれもこれも魅力的なのに、魅了させられちゃいけないとどこかでブレーキをかける自分がいた。箱推しすればするほど、愛していた箱じゃなくなったときの絶望を知ってるからこそ、5人をまるっと愛するのは怖いのだ。

 

 

 


でも今少しだけ思えるのは、7人だったあの日々、6人になったあのとき、5人になろうとしている今この瞬間は彼らにとってすべて嘘ではなくて、その時にはみんなそれぞれグループを愛していたんだと思うし、今もこれからもずっと愛していくんだとやっと今少しだけ思える。元自担がグループは幼馴染みたいなもとだと言っていたのが今ならわかる。その時は本当に毎日一緒にいても飽きなくて、喧嘩することもあるけど、その時は一生懸命精一杯楽しんでた。でもそれぞれが夢や未来に向かっていつか道が分かれることがあって、分かれたあとも、また会った時にはそのときの記憶が蘇って懐かしむことができる。だから、今回の脱退は7人が好きだった私を否定されたわけではなく、幼馴染たちが道を分かつ瞬間を見ただけで、何人になっても関ジャニ∞だし、同じ時間を過ごすことができたのが何よりも幸せだったし、これからもそれを胸に詰め込んでまた自分の人生を過ごしていかなきゃいけないと本当に本当にそう思った。

 

 


自担が戻ってくるかどうかわからない今、戻ってくるとは思っているけど、あの夏、あの瞬間5人がこれからも5人でいたいと思ったことは本当で本気で、これから先、ジュニアである限りはオトナの都合などで自分たちの意思とは関係なく5人でなくなる可能性だってあるけど、本人たちが本気でそう言うのなら、また私はこの5人を愛していこうと思う。自担が1番なのは変わらないけど。それぞれがもし道を分かれることがあったとしても、今この瞬間を本気で真剣に生きている、楽しんでいる、こちらを愛してくれているのは偽りのないものだとやっとわかったから、時間はかかるかもしれないけど、受け入れられると思う。そうやっと思えてきたから、作間くんが戻ってくるHiHi Jetsを全力で応援していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


でもやっぱり作間くんのことは1番好きで。


作間くんには幸せになってほしい。


自分の好きなことをして、自分の好きに生きてほしい。


あなたの人生はあなたのものだから。


戻ってきたとしても、戻ってこなかったとしても、どんな選択をしたとしても、あなたのことをずっと応援するよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


それは錦戸さんに対しても同じ思いで。
錦戸亮さん、本当にありがとう。ジャニーズではないあなたを見送る日がくるとは思ってもみなかったですが、あなたが選んだ道は尊重したい。eighterとしての10数年本当に楽しかったです。本当に本当にありがとう。またあなたの道が決まったら教えてください。

 

 

 


絶望の淵から少しだけ這い上がれた10月1日午前0時。
今までの人生で1番楽しかった十祭の映像を見ながら殴り書きした想いです。