月の裏を夢見て

想いをつらつら書いてみる

あの日のこと

 

 

2019.9.10

 

 

 

 

この日は作間担の私にとって忘れられない日だ。なぜなら作間くん、橋本くんの2人がとある写真によって出演していた舞台を降板した日だからだ。忘れられるものなら忘れたいけど。

 

 

 

 

 

 


当時のことを思い出しながら、1年経った今の気持ちをまとめてみようと思う。

 

 

 

 

 


出演していた舞台の初日にそれらの写真は流出された。写真が撮られた経緯は不明だが、本人らがその写真に写っているのは自分たちだと認め、それにより事務所から謹慎処分を勧告され、2019.9.10から私の担当である作間くんは表舞台から姿を消した。

 

出演していた舞台の降板はもちろんのこと(ファンレターも出せなかった)、公式のプロフィールから消え、販売されていたグッズもすべて購入不可になり、出演していたCMは打ち切られ、担当していたアニメ主題歌も残るメンバーで再収録されたものになった。

 

大袈裟ではなく、私の好きな人は私の世界から消え、存在することが否定され、その人を好きな私までも否定されたと思うほど、彼が全くいない世の中になった。

 

 

 

 

 


 

 

9/10のツイートを振り返ると

 

もちろん本人たちが悪いのはわかっています。自業自得だと私も思います。でもこんなことで彼らの未来がつぶされるのは本当に悔しい。たった数枚の写真で。

 

たった数枚の写真でこんなことになるくらい彼らは期待されていたのかもしれない。そう思ったら本当に悔しい。何もできない自分が悔しい。

 

 こんなことただのいちヲタクが言っても全く意味はないのはわかってるんだけど、3人のメンバーとそのファンの方たちに申し訳ない気持ちで、心が締め付けられるくらい辛い気持ちでいっぱい。もちろんドリボ出演者の皆さんにもスタッフの皆さんにも。

 

どんなに本人たちが悪くても、やっぱり嫌いにはなれなくて…彼が自分よりグループのみんなや周りの人が幸せであってほしいと願ってるように、私も彼や彼の周りのひとが本当に幸せであってほしいと願っている。そのためにも私は今の状況からログアウトせず、頑張っている3人を見守っていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

暗い、私暗い!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そりゃそうだよな。自担が私の世界から消えた日だもん。そりゃ暗いわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ一方でこの日はわたしにとって心が落ち着いた日でもあるんだけど。この日があったからこそ、わたしは復帰する日まで生きていられたのかもしれない。あのまま舞台が続けられ、千秋楽まで何も知らされず彼はJr.を辞めてしまうのかと先の見えない不安をかかえるより、一旦年内という期限を設けられたことでわたしの心はどこか落ち着いたのは正直なところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして1年経った2020/9/10、わたしは今も作間くんを応援している。

 

 

 

作間くんは約3ヶ月の謹慎ののち、表舞台に戻ってきて、今もHiHi Jetsの一員として活躍している。そうあの日、存在を否定されたかのように見えた自担は、1年たった今は彼はわたしの世界に存在し、HiHi Jetsの夢は自分の夢と公言して活動している。おかえりなさい。

 

 

 

 

 

 


そこでふと思ったのが、あんな出来事があったのに、どうして今もわたしはファンでいるのか。あのときに幻滅して嫌いになってファンを辞めてもおかしくなかったし、友人にもよく辞めなかったねと言われるくらいめちゃちゃ落ち込んだのに、なぜ私は今も応援しているのだろう、と考えてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

芦田愛菜さんが最近出演した映画の舞台挨拶で

 

「その人のことを信じようと思いますと使うがそれは、自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっていることなのかと感じていて、だからこそ人は裏切られたとか、期待していたのにと言うけれど、その人が裏切ったとかいうわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけであって。その見えなかった部分が見えたときに、それをその人なんだと受け止められる自分がいるというのが信じられるということなのかなと思った。(中略)でもその揺るがない自分の軸をもつのはすごく難しい、だからこそ人は信じるって口に出していくのでは…」

 

 

 

 

 

 

 

まさにこれだと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは1年前にはきづいていなかったけど、わたしがここまでなんとかこれたのは、私はギリギリ自分の軸を持っていたからなのだと思った。

 

 

 

 

 

 

 


わたしはあの日まで彼のことをどこか綺麗な、純粋な、真っ白な存在と思っていた。そんな中、あの出来事がおこり、私は期待していた"彼像"に少なからず失望した。でもそこで裏切られたと思わずに、そういうプライベートがあっただけ、その過程、その中身がどうであれ、舞台に立つ彼、こちらに魅せてくれる彼は真実であって、それ以上でもそれ以下でもない彼を受け止めたいと考えられたから、ファンを辞めなかったのだと思う。

 

 

 

 

 


あの日から大型垢が消えたり、一時的ながら鍵をかたり、相互さんでも自然と消えたり、その時までいた作間担が減った。

 

 

 

わたしはファンを辞めた人たちを責めるつもりは全くない。所詮、アイドルは偶像であり、アイドルに苦しめられ、自分の人生が豊かにならないのであればそこから離れるのも一つの選択肢だと思う。

 

 

でも、この芦田愛菜さんの言葉をこれから胸に留めておけば、この先何か自分で期待してしまっていた像とは違うことが起こったときに、でも私はこの人のこういうところが好きで、わたしはこれからもその人を応援していきたいという思いになることができたら、落ち込むときはあってもファンを続けられると思う。

 

 

 

まぁそんなうまくいかないのが人間の感情なんだけど。それもわかる。うん。 でもあの時なんとかぶれなかった自分をわたしは肯定したい。あのとき揺るがない自分を持てたからこそ、今楽しく作間くんを応援できているのだから。

 

 

 

 

 

 


まぁと言ってもパーフェクトな自分じゃなくて、三井のリ○ウスの広告見ると胸が締め付けられるし、3人で出ていた少クラは未だに見れていない。それはそれでそんな弱い自分を受け入れていかなきゃいけないんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの写真について何が本当で何が嘘かわからない。

嘘なんてないかもしれないし、本当のこともないかもしれない。

でも真実はわからなくていい、聞かなくていい。

大事なのはこれから見たものを自分がどう感じるかで、自分の目で見たものこそわたしにとっての真実になると思う。

私はその真実を大事にしていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり何が言いたいかというと、これからもさくまくんを応援していきたいし、私はさくまくんのこれからも信じていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と声に出してまた自分の軸を保とうとしている2020.9.10、今現在。

なんでもどーーーんとこい。